季節の変わり目は特に体調を崩しやすい時期ですよね。
たくさん寝ても疲れが取れない。
なんとなく気分が落ち込んでしまいやる気が出ない。
そんな時期だからこそ、心のバランスを整え、自分をいたわることが大切です。

では、具体的にどのようにしたらよいのでしょうか?

今回は、そんなあなたのお悩みに寄り添います。

心のバランスが乱れる原因
①寒暖差による疲労

寒暖差が激しいと、疲労の原因にもなります。

感覚的には、ゴールデンウィーク空けあたりから暑くなってた気がしますが、ここ数字は東北地方で真夏日を記録してたり、4月とは思えない気温ですよね・・・
気温や湿度が急に変化すると、心身のホメオスタシンをつかさどる自律神経のバランスが崩れ、疲れやすくなるといわれています。
ホメオスタシン
生体の恒常性維持機構。生体が変化を拒み、生体が一定の状態を維持しようとする働きのこと。
自律神経
生体の意志と無関係に、臓器・血管・腺などの機能を自動的に調節する神経系。交感神経と副交感神経から成り、多くは一つの器官に対し、互いに同じくらい働きで作用している。
自律神経には、体を活動モードにする交感神経と、休息モードにする副交感神経があります。
通常、両者はバランスよく保たれていますが、季節の変わり目などで寒暖差が大きくなると、それに体を順応させようと、自律神経の働きが活発になり過ぎて、いつも以上にエネルギーを消費し、疲労が蓄積してしまいます。

なるほどね~
注意したい諸症状は以下の通りです。
疲れやすい
気分が乗らない
だるい
寝つきが悪い、眠りが浅い
食欲不振
下痢など


自律神経のバランスが崩れたときには、どのように対処したらよいのでしょうか?
良質な睡眠
趣味など、リラックスした時間を過ごす
アルコールを控える
睡眠が特に重要です。
就寝の1~2時間前に、ぬるめのお風呂にのんびり入ったり、寝る直前には食事やスマホなどのブルーライトも避けて下さい。
②人間関係によるストレス

良質な睡眠のためには、アルコールもよくないのか~

その通りです。
実は私、お酒が大好きで、この1年間はほぼ、毎日飲んでいました。

それはさすがに飲みすぎだろ!

仕事のストレスに負けていたのです・・・
仕事というか、上司のパワハラのストレスといった方が正解ですけどね。

そうか、そうだったね・・・
しつこいエナジーバンパイア エナジーバンパイアの特徴と対処法とは

上司のパワハラに苦しむあなたへ 上司のパワハラへの対処法:3選


こうして振り返ると、ずいぶんと「こころ」について綴ってきましたね!

ほんとですね(笑)
それだけ、上司のパワハラに苦しんだということなんでしょうかね(笑)

最近は、パワハラはどうですか?


パワハラ被害者は、私のほかにも数名いまして、パワハラ上司の上司と面談をしたとき、すべて洗いざらい説明しました。

それは勇気のある行動だったね!

最近は、以前に比べたら、異常さは少なくなっています。しかし、パワハラ上司は自分で多くの仕事を抱え込んで、常にイライラしています(笑)
そして、そのイライラを感情のおもむくままに、ぶつけてくるのは本当に止めてほしいです!

なんで、そんな人間が管理職をしているんだろうね?


まだ、パワハラは続いているのですか?

私のことは何らかの形で、彼の耳に入ったと思います。
最近は、ほとんど、電話もなくなりました。
私も勇気を出して、土日の電話には出ないようにしていましたけどね!
おっと、かなり脱線してしまったので、話をもとに戻しますね!
春は進学・卒業・入学・入社・異動などの、出会いと別れの季節でもありますよね?
自分自身ではしっかりと休息をとっているつもりでも、どこか気分が晴れない、やる気が出ないという人は、新しい人間関係による不安や緊張によるストレスで、実は心身の休息がとれていないかもしれません。
ストレスに対抗するため、「コルチゾール」というホルモンが分泌されます。
コルチゾールは、血糖値や脈拍を上げて、体を活動状態にしますが、増えすぎると、睡眠ホルモンが減り、眠りを妨げてしまうこともあります。
その結果、睡眠不足になれば、免疫力の低下や血流の悪化などにより、体調が崩れてしまいます。
心のバランスの整え方①:規則正しい生活
心のバランスを整えるうえで、規則正しい生活はとても重要です。
睡眠や食事が不規則だと、体調を崩しやすくなります。
心と体はつながっていますので、体の不調は心にも影響を与えます。
生活のリズムを整えるうえで重要なことは、体内時計のリセットです。

体内時計について、もう少し教えて下さい。

私たちの体内には、脳に主時計が、体の臓器に抹消時計(副時計)があり、それぞれが体内時計として個別に時間を刻んでいます。
この体内時計が遅れると、生活のリズムにも影響を与え、夜型の生活に移行してしますのです。
夜型の生活になると、心身の健康に様々な影響が出てくるといわれており、身体面ではメタボリックシンドロームや糖尿病、がん発症のリスクが高まり、自律神経の不調からメンタルヘルスも不安定になるといわれています。
人の体内時計は、1日24.5時間の周期で動いているとされています。
1日は24時間ですから、普通に生活していても、0.5時間だけズレが生じてしまうのです。
ですので、そのズレをリセットする必要があるのです。

どのようにリセットすればよいのですか?
体内時計を整えよう
1.就寝前に、スマホ・パソコンなどのブルーライトを浴びないようにする。
2.休日の起床も平日の起床と二時間以上、ズラさないようにする。
3.お茶やコーヒーなど、カフェインを含むは就寝4時間前までとする。
4.夜遅くの運動は控える(夜型になりやすいので)。
5.寝酒を控える(深い睡眠が得られないため)。
6.昼寝は午後3時までとし、30分以内とする。
7.食事はなるべく就寝の2時間前までに摂る。

規則正しい生活を行ううえで、食事は三食、きちんと摂った方がよいでしょうか?


医学的には、三度の食事をきちんと摂ることを勧めていますよね。
私、個人的には、三度の食事を摂ると、かなり太ってしまう体質なので、一日、1~2食でいいのかなって思っています。

一日一食だと、さすがに体がもたないのではありませんか?

コロナ禍以前、私は3年ほど、一日一食の生活を続けていました。
甲田光雄先生の「奇跡が起こる半日断食」に感銘を受けたからです。

この本は、断食の効能や実践者の感想を紹介してくれています。

断食の効能って、どんなものなのですか?
断食の10の効能
1.断食は眠っている本来的な力を呼び覚まし、体質を変える
2.断食は快感をもたらす
3.断食はエネルギーの利用の仕方を変える
4.断食は宿便を排せつする
5.断食は環境毒素を排せつする
6.断食は自己融解を起こす
7.断食は遺伝子を活性化する
8.断食はスタミナをつける
9.断食は免疫を上げる
10.断食は活性酵素を減らす
奇跡が起こる半日断食 甲田光雄 ビタミン文庫

そもそも、どうして断食に挑戦しようと思ったのですか?


当時、私は慢性的な蕁麻疹に悩まされていました。
ただ、少量の薬を飲んでいれば、何の問題もなかったのですが、ある時から薬を飲んでも、かゆみが治まらなくなったのです・・・
最初は、ステロイド系の強い薬を処方してもらいましたが、全然、改善されず、これ以上、薬に頼るよりは、何かいい方法はないものか?と悩んでいたときに出会ったのが断食(一日一食)だったのです。

断食の感想はいかがでしたか?

蕁麻疹の方は、断食と合わせて、ベビーローションを塗りながら過ごしていました。
ベビーローションを塗ると、一時的に、かゆみが取れるのです(個人の感想です)。
ちなみに、以下の商品です。ほんと、お勧めですよ!

たしか、2週間くらい断食を継続したときでしたが、ローションを塗らなくても、かゆみがまったく気にならないようになっていました。
この体験で私は、「断食は健康にいい!」という確信を得たのです。

実体験があるのは強いですね!他にはどんな効果が得られましたか?

痩せました!
60kgの後半だった体重が、60~62kgくらいになったのです。
体が軽くなった感じがしたし、細身のスーツも着れるようになって、オシャレを楽しんでいましたね!


一日一食だったら、さすがに痩せるだろう!

私の場合は、朝食と昼食を抜いて、夕食は好きなだけ食べるといった感じでした。
土日は昼ご飯を食べていたので、一日二食ですね。
家族が食べているのをみたら、自分も食べたくなってしまいますからね!

会社にいるとき、お腹が減って、仕事に支障をきたさなかったの?

忙しく仕事をしていたら、全然、気になりませんでした。
もちろん、お腹が空くこともゼロではありませんよ。
でも、あまり気になりませんでしたね!
おっと、三度の食事から随分と脱線してしまいましたが、個人的には朝食を摂らないメリットも考慮して、個人で判断すればよいように感じています。
心のバランスの整え方②:適度な運動
これはいうまでもありませんね。
適度な運動は、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンを分泌し、脳を活性化させると言われています。
また、最近ではタンパク質が「心の健康」にも役立つといわれています。
セロトニンの原料はタンパク質で、気持ちを落ち着かせる効果があるといわれているからです。

適度な運動が体にいいことは重々承知しているんだけど。
毎日続けるのがしんどかったり、やる気が起きないときもあるよね?


私はそんなとき、部屋の掃除をするようにしています。
部屋を掃除すると、気持ちが前向きになるし、掃除することは体を動かすことにもなりますからね!
心のバランスの整え方③:体に触れる
自己肯定感を高める方法として期待されているのが「手当て」、すなわち体に触れることです。

ところで、自己肯定感って何なの?
自己肯定感とは
読んで字のごとく、「自己」を「肯定」する感情のこと。
自分をどれぐらい肯定的に思っているか、また否定的に思っているかという、自分の能力や可能性、また存在そのものに対する評価や判断のこと。
人と比べて自分を評価するのではなく、そのままの自分を認める感覚であり、「自分は大切な存在だ」「自分はかけがえのない存在」だと思える心の状態のこと。
この感覚を持てると、自分を尊重するように他者や周りも尊重できます。すると他者からも尊重されお互いに尊重し合える関係が作れると言われています。

なるほどね・・・
かけがえのない大切な自分なんだから、誰になんと言われようとも、自分は自分のことを、きちんと認めてほしいな~
不安や緊張を感じたときに、自分の胸をさすってみたり、お腹が痛いときに、お腹をさすったりすることってないですか?


ありますね~
ほぼ、無意識のうちにやっていたように思います。
このように、人は自然に手を当てて、自分自身を癒しているものです。
だとしたら、この「手当て」をもっと意識してやってみてはいかがでしょうか?
優しく、いたわるように体を触ることで、緊張や疲れがほぐれていくのが感じ取れると思います。

私はよく「言霊の力」を借りることがありますが、「言霊の力」+「手当て」で自分をいたわりたいと思います。

自分に合った手法で、自分のことをいたわってほしいな!
心のバランスの整え方④:意識を今に向ける
心のバランスを整えるには、意識を過去や未来ではなく、「今」に向けることが効果的だといわれています。
今この瞬間に、自分の心や体に意識を向けることを「マインドフルネス」といいます。
マインドフルネスは「心の筋トレ」ともいわれており、習慣的に行うことで、様々な思考や感情に振り回されにくくなり、自律神経が整いやすくなるともいわれてます。

今この瞬間に意識を向けるって、もう少し、具体的に教えてよ。


よくいわれているのが、「意識して呼吸する」とか、「意識して食べる」などですね。
あと、睡眠時に布団の重さや体温を感じたりすることなどです。

意識を今に向けるって、大事なことのように感じました。

え、なんで!?

過去に意識を向けたところで、過去のことは変えられないし、未来に意識を向けたところで、未来のことはどうなるか分からないし・・・
大切にすべきは、今この瞬間なんだなって思いました。

素晴らしいですね、その通りだと思います!
今回は、心身を整える手法として、「規則正しい生活」、「適度な運動」、「手当て」、「マインドフルネス」を紹介しましたが、自分が取り組みやすい方法で、心身を上手に休め、いたわっていただければと思います。

自分に合った方法で、上手に心のバランスを整えて下さいね。
以下の記事もおススメです。


心のバランスの整え方:まとめ

「心のバランスを整えよう 今すぐできる心のバランスの整え方とは」のまとめを示します。
心のバランスは自然現象でも崩れる
- 寒暖差、気圧差
- 人間関係
心のバランスを整える方法
- 規則正しい生活
- 適度な運動
- 体に触れる
- マインドフルネスの実践
最後までお読みいただき、ありがとうございます。感謝いたします。
また、こちらでは、筆者(管理人)が感動した 「偉人たちの勇気の言葉」 を紹介していますので、よかったら覗いてみて下さい
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