なぜ人は言うことを聞かないのか 言うことを聞かない人への正しい対処法

なぜ人は言うことを聞かないのか 言うことを聞かない人への正しい対処法人間関係

子供が言うことを聞かなくて悩んでいます。

そりゃ、子供だって、いつまでも子供じゃないからね。

親の言うことを聞かないでしょ?

私の後輩も、上司や先輩の言うことを聞かない人がいます。

仕事なんですから、それはマズいと思うのですが・・・

なぜ、言うことを聞かない人がいるのでしょうか?

管理人
管理人

今回は、そんなあなたのお悩みに寄り添います。

筆者(管理人)はこんな人です。

性別:男性

年齢:アラフィフ

家族:妻、長男、長女

職業:会社員、中間管理職、技術系

好き:スピリチュアル、神社

もっと詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください → プロフィール

 この記事で分かること
  • なぜ、言うことを聞かない人がいるのか?
  • 言うことを聞かない人とはどのように向き合えばいいのか?
  • 言うことを聞かない人への対処法

※:この記事は、2~3分で読める内容です。

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なぜ人は言うことを聞かないのか

言うことを聞かない人は、何を学んでいるのでしょうか?

言うことを聞かない人は、言うことを聞かないとどうなるか?を学んでいます。

でも、そのやり方だったら失敗するって分かっている人にとっては、失敗してほしくないので、言うことを聞いてほしいのですが。

失敗をどう受け止めるか、次第だと思いますよ。

人は成功から学ぶことよりも、失敗から学ぶことの方が多いのです。

いいじゃありませんか、どんどん、失敗してもらえれば!

でも、それだと可哀そうではありませんか?

そもそも、言うことを聞かないのは、「言うことを聞きたくない」理由があるからです。

言うことを聞きたくない理由を聞いたことはありますか?

・・・

もちろん、法に触れる行為や、犯罪行為は絶対にNGですよ。

でも、それ以外は、失敗から学ぶことも大切な気がしています。

そして、本人がそれを望んでいるのなら、それを尊重してあげてはいかがでしょうか?

自ら失敗を望んでいるとは思えないのですが。

人の言うことを聞かない人が望んでいるのは、決して、失敗ではありません。

自分で体験したいのです。

何事も、体験しないと分からないですよね。

でも、マイナスとなることは、あえて体験することもないと思いますよ。

その通りですね。

ただ、ここで確認しておきたいのは、以下の体験はマイナスといえるのでしょうか?

  • 忘れ物をするとどうなるか?
  • 勉強しないとどうなるか?
  • 遊んでばかりいるとどうなるか?
  • 仕事をしないとどうなるか?
  • 親の言うことを聞かないとどうなるか?
  • 上司の言うことを聞かないとどうなるか?

ずっと、そのスタンスを変えないとしたらマイナスだと思うけど・・・

痛い目に合わないと分からないこともあるよね。

親や子供に「痛い目に合わせたくない」という気持ちはよく分かりますよ。

でも、目的は、痛い目に遭わないことではないですよね?

子供が立派に成長することではないでしょうか。

親心は理解しますけどね。

でも、ビジネスにおいて、上司の言うことを聞かない部下はマズいと思います。

上司の役割の一つには、部下の育成も含まれます。

私は部下によっては、上司の言うことを聞かずに、痛い目に遭うことで成長する部下もいると思っています。

もちろん、いつまで経っても言うことを聞かないのは論外ですよ(笑)

随分と、「性善説」のようにも聞こえますが。

人の話を聞く人は聞けばいいと思います。

人の話を聞かない人に、「なんで人の話を聞かないんだ」だとか、「人の話を聞かないと〇〇になるぞ!」と言ったところで、聞かないものは仕方ないのです。

そこで、感情的になるくらいであれば、ひとまず、相手のことを信じてあげましょう。

誰しも、何度も痛い目には遭いたくないハズです。

私は、人の話を聞かない人たちは、自分で経験して、自分で学びたい人たちなのです。

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言うことを聞かない人は、その人の”さだめ”である

相手を信じてあげることです。

言うことを聞かない人に対して、「このままではいけない」、「なんとかしなくては」、「どうにかしなくては」と考えていては、あなたもストレスですよね。

すっごいストレスですよね。

他者を変えることはできません。

変えることができるのは自分だけです。

変えることのできない他者のことで、あなたが悩み続けるのは、本当に勿体ないことです。

たしかに、勿体ないよね。

私には子供が二人います。

子供には、余計な痛い目に遭ってほしくありません。

親として、人生の先輩として、アドバイスはします。

でも、こちらの話を聞いてもらえないとしたら、それは仕方のないことなのです。

だったら、腹をくくって、子供のことを信じようって思っています。

これは、職場の部下においても同じです。

上司の話を聞かない部下は一定数います。

でも、彼らには、彼らなりに「話を聞きたくない」理由があるのです。

その結果、部下が失敗してしまっても、大事にならない範囲で上司がリカバーすればよいと思います。

カッコいいですね!

親子の関係よりも、職場の上司・部下の関係の方が、言うことを聞いてくれます。

いずれにしても、人の話を聞かない人というのは、自分で経験して、自分で学びたいという”さだめ”なのだと思いますね。

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言うことを聞かない人への対処法

言うことを聞かせることってできるんですか!?

先ほども申しましたが、言うことを聞かない人を変えることはできません。

あなたが変えることができるのは、あくまでもあなた自身です。

それでは、ここでいう「言うことを聞かない人への対処法」とはどういうことですか?

言うことを聞かない人に対して悩んでいる、あなた自身への対処法です。

①変えることがことができるのは、相手ではなくあなた自身である。

まず、この大原則をしっかり理解して下さい。

自分に解決できる悩みと、解決できない悩みを混同することほど、無益なことはありません。

これは、有名な心理学者であるアフルレッド・アドラーも説いています。

あなたは、あなたが出来ることにベストを尽くすべきです。

②「なんとかなる」、「どうにかなる」と思う。

言うことを聞かない人に対して、「このままではいけない」、「なんとかしなくては」、「どうにかしなくては」と考えていては、あなたもストレスですよね。

「なんとかしなくては」、「どうにかしなくては」と考えるのはやめましょう。

そして、「なんとかなる」、「どうにかなる」と考えてみてください。

そんな、他人事みたいに・・・

そんなことはありませんよ。

何より、私たちが、本日、ここまで生きてこれたのは、「なんとかしてきた」からですか?、

「どうにかしてきた」からですか?

それだけではないですよね?

生きていれば、自分の力ではどうにもならないようなこともたくさんあります。

「どうして自分が!」って思うようなこともいくつかありましたよね?

でも、なんとかなったり、どうにかなったりしてきたものではありませんか?

うん、そうなんだよな。

自分の力だけで、なんとかしたり、どうにかすることはもちろん大切だと思う。

でも、意外となんとかなったり、どうにかなったりしているんだよね。

先ほど、 アドラー心理学:課題の分離 でも紹介しましたが、自分で解決できることと、自分で解決できないことを混同してはいけません。

混同したら、あなたが苦しくなるだけです。

明確に、分けて考えなくてはいけません。

そして、「神は、乗り越えられない試練を与えない」とも言うじゃありませんか?

だから、大丈夫なんですよ。

③相手の可能性を信じること

言うことを聞かない人には、イライラやモヤモヤを感じるものです。

これは、結局のところ、相手の可能性を信じていないからなんですよね。

言うことを聞かない相手に対しては、「自分軸で生きていて偉いな!」だとか、「ちゃんと、自主性を持っているんだな!」って尊重してあげてましょう。

ただし、気を付けてほしい点があります。

何でしょうか?

言うことを聞かない相手に対して、「こいつはダメだ、どうにもならない!」って思わないことです。

思ってしまいそうですけどね・・・

どうして、そう思ってはいけないのでしょうか?

「こいつはダメだ、どうにもならない!」って思うと、そのような「波動」を相手に送ることになるからです。

「波動の法則」は「与えたもの=受け取るもの」です。

ですので、あなたが「ダメだ、どうにもならない!」という「波動」を受けることになります。

波動の法則について、興味のある方は、こちらの記事もご覧下さい。

言うことを聞かない人に対して、「こいつはダメだ、どうにもならない!」と思うのではなく、「自分軸で生きていて偉いな!」だとか、「ちゃんと、自主性を持っているんだな!」と思って下さい。

そのポジティブな波動に、あなた自身が包まれるのです。

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まとめ

「なぜ人は言うことを聞かないのか 言うことを聞かない人への正しい対処法」のまとめは以下の通りです。

  • 言うことを聞かない人は、言うことを聞かないとどうなるかを学んでいる。
  • あなたは、その「学び」の邪魔をすべきではない。
  • 言うことを聞かない人は、”さだめ”とも言える。
  • そのような相手を、あなたは変えることはできない。
  • あなたが変えることができるのは、あくまでもあなた自身である。
  • 解決できる課題と、解決できない課題は混同してはならない。
  • アドラー心理学:課題の分離
  • 「なんとかしなくては」、「どうにかしなくては」ではなく、「なんとかなる」、「どうにかなる」と相手の可能性を信じてあげること。
  • 波動の法則:「与えるもの=受け取るもの」
  • 実際に、なんとかなったり、どうにかなったりするのが世の中である。

確かに、解決できない課題に対して、イライラ・モヤモヤするのは得策ではありませんね。

終わりに

心理学者のアドラーは、『人生の悩みはすべて「人間関係」でできている』と説きました。

アドラー心理学を学ぶと、人間関係をより円滑に、スムーズにさせることができます。

以下は、アドラー心理学の主要なポイントを、分かりやすくまとめた記事です。

よろしければ参考にして下さい。

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