子供が言うことを聞かなくて悩んでいます。
そりゃ、子供だって、いつまでも子供じゃないからね。
親の言うことを聞かないでしょ?
私の後輩も、上司や先輩の言うことを聞かない人がいます。
仕事なんですから、それはマズいと思うのですが・・・
なぜ、言うことを聞かない人がいるのでしょうか?
今回は、そんなあなたのお悩みに寄り添います。
筆者(管理人)はこんな人です。
性別:男性
年齢:アラフィフ
家族:妻、長男、長女
職業:会社員、中間管理職、技術系
好き:スピリチュアル、神社
もっと詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください → プロフィール
なぜ人は言うことを聞かないのか
言うことを聞かない人は、何を学んでいるのでしょうか?
言うことを聞かない人は、言うことを聞かないとどうなるか?を学んでいます。
でも、そのやり方だったら失敗するって分かっている人にとっては、失敗してほしくないので、言うことを聞いてほしいのですが。
失敗をどう受け止めるか、次第だと思いますよ。
人は成功から学ぶことよりも、失敗から学ぶことの方が多いのです。
いいじゃありませんか、どんどん、失敗してもらえれば!
でも、それだと可哀そうではありませんか?
そもそも、言うことを聞かないのは、「言うことを聞きたくない」理由があるからです。
言うことを聞きたくない理由を聞いたことはありますか?
・・・
もちろん、法に触れる行為や、犯罪行為は絶対にNGですよ。
でも、それ以外は、失敗から学ぶことも大切な気がしています。
そして、本人がそれを望んでいるのなら、それを尊重してあげてはいかがでしょうか?
自ら失敗を望んでいるとは思えないのですが。
人の言うことを聞かない人が望んでいるのは、決して、失敗ではありません。
自分で体験したいのです。
何事も、体験しないと分からないですよね。
でも、マイナスとなることは、あえて体験することもないと思いますよ。
その通りですね。
ただ、ここで確認しておきたいのは、以下の体験はマイナスといえるのでしょうか?
- 忘れ物をするとどうなるか?
- 勉強しないとどうなるか?
- 遊んでばかりいるとどうなるか?
- 仕事をしないとどうなるか?
- 親の言うことを聞かないとどうなるか?
- 上司の言うことを聞かないとどうなるか?
ずっと、そのスタンスを変えないとしたらマイナスだと思うけど・・・
痛い目に合わないと分からないこともあるよね。
親や子供に「痛い目に合わせたくない」という気持ちはよく分かりますよ。
でも、目的は、痛い目に遭わないことではないですよね?
子供が立派に成長することではないでしょうか。
親心は理解しますけどね。
でも、ビジネスにおいて、上司の言うことを聞かない部下はマズいと思います。
上司の役割の一つには、部下の育成も含まれます。
私は部下によっては、上司の言うことを聞かずに、痛い目に遭うことで成長する部下もいると思っています。
もちろん、いつまで経っても言うことを聞かないのは論外ですよ(笑)
随分と、「性善説」のようにも聞こえますが。
人の話を聞く人は聞けばいいと思います。
人の話を聞かない人に、「なんで人の話を聞かないんだ」だとか、「人の話を聞かないと〇〇になるぞ!」と言ったところで、聞かないものは仕方ないのです。
そこで、感情的になるくらいであれば、ひとまず、相手のことを信じてあげましょう。
誰しも、何度も痛い目には遭いたくないハズです。
私は、人の話を聞かない人たちは、自分で経験して、自分で学びたい人たちなのです。
言うことを聞かない人は、その人の”さだめ”である
相手を信じてあげることです。
言うことを聞かない人に対して、「このままではいけない」、「なんとかしなくては」、「どうにかしなくては」と考えていては、あなたもストレスですよね。
すっごいストレスですよね。
他者を変えることはできません。
変えることができるのは自分だけです。
変えることのできない他者のことで、あなたが悩み続けるのは、本当に勿体ないことです。
たしかに、勿体ないよね。
私には子供が二人います。
子供には、余計な痛い目に遭ってほしくありません。
親として、人生の先輩として、アドバイスはします。
でも、こちらの話を聞いてもらえないとしたら、それは仕方のないことなのです。
だったら、腹をくくって、子供のことを信じようって思っています。
これは、職場の部下においても同じです。
上司の話を聞かない部下は一定数います。
でも、彼らには、彼らなりに「話を聞きたくない」理由があるのです。
その結果、部下が失敗してしまっても、大事にならない範囲で上司がリカバーすればよいと思います。
カッコいいですね!
親子の関係よりも、職場の上司・部下の関係の方が、言うことを聞いてくれます。
いずれにしても、人の話を聞かない人というのは、自分で経験して、自分で学びたいという”さだめ”なのだと思いますね。
言うことを聞かない人への対処法
言うことを聞かせることってできるんですか!?
先ほども申しましたが、言うことを聞かない人を変えることはできません。
あなたが変えることができるのは、あくまでもあなた自身です。
それでは、ここでいう「言うことを聞かない人への対処法」とはどういうことですか?
言うことを聞かない人に対して悩んでいる、あなた自身への対処法です。
①変えることがことができるのは、相手ではなくあなた自身である。
まず、この大原則をしっかり理解して下さい。
自分に解決できる悩みと、解決できない悩みを混同することほど、無益なことはありません。
これは、有名な心理学者であるアフルレッド・アドラーも説いています。
あなたは、あなたが出来ることにベストを尽くすべきです。
②「なんとかなる」、「どうにかなる」と思う。
言うことを聞かない人に対して、「このままではいけない」、「なんとかしなくては」、「どうにかしなくては」と考えていては、あなたもストレスですよね。
「なんとかしなくては」、「どうにかしなくては」と考えるのはやめましょう。
そして、「なんとかなる」、「どうにかなる」と考えてみてください。
そんな、他人事みたいに・・・
そんなことはありませんよ。
何より、私たちが、本日、ここまで生きてこれたのは、「なんとかしてきた」からですか?、
「どうにかしてきた」からですか?
それだけではないですよね?
生きていれば、自分の力ではどうにもならないようなこともたくさんあります。
「どうして自分が!」って思うようなこともいくつかありましたよね?
でも、なんとかなったり、どうにかなったりしてきたものではありませんか?
うん、そうなんだよな。
自分の力だけで、なんとかしたり、どうにかすることはもちろん大切だと思う。
でも、意外となんとかなったり、どうにかなったりしているんだよね。
先ほど、 アドラー心理学:課題の分離 でも紹介しましたが、自分で解決できることと、自分で解決できないことを混同してはいけません。
混同したら、あなたが苦しくなるだけです。
明確に、分けて考えなくてはいけません。
そして、「神は、乗り越えられない試練を与えない」とも言うじゃありませんか?
だから、大丈夫なんですよ。
③相手の可能性を信じること
言うことを聞かない人には、イライラやモヤモヤを感じるものです。
これは、結局のところ、相手の可能性を信じていないからなんですよね。
言うことを聞かない相手に対しては、「自分軸で生きていて偉いな!」だとか、「ちゃんと、自主性を持っているんだな!」って尊重してあげてましょう。
ただし、気を付けてほしい点があります。
何でしょうか?
言うことを聞かない相手に対して、「こいつはダメだ、どうにもならない!」って思わないことです。
思ってしまいそうですけどね・・・
どうして、そう思ってはいけないのでしょうか?
「こいつはダメだ、どうにもならない!」って思うと、そのような「波動」を相手に送ることになるからです。
「波動の法則」は「与えたもの=受け取るもの」です。
ですので、あなたが「ダメだ、どうにもならない!」という「波動」を受けることになります。
波動の法則について、興味のある方は、こちらの記事もご覧下さい。
言うことを聞かない人に対して、「こいつはダメだ、どうにもならない!」と思うのではなく、「自分軸で生きていて偉いな!」だとか、「ちゃんと、自主性を持っているんだな!」と思って下さい。
そのポジティブな波動に、あなた自身が包まれるのです。
まとめ
「なぜ人は言うことを聞かないのか 言うことを聞かない人への正しい対処法」のまとめは以下の通りです。
- 言うことを聞かない人は、言うことを聞かないとどうなるかを学んでいる。
- あなたは、その「学び」の邪魔をすべきではない。
- 言うことを聞かない人は、”さだめ”とも言える。
- そのような相手を、あなたは変えることはできない。
- あなたが変えることができるのは、あくまでもあなた自身である。
- 解決できる課題と、解決できない課題は混同してはならない。
- アドラー心理学:課題の分離
- 「なんとかしなくては」、「どうにかしなくては」ではなく、「なんとかなる」、「どうにかなる」と相手の可能性を信じてあげること。
- 波動の法則:「与えるもの=受け取るもの」
- 実際に、なんとかなったり、どうにかなったりするのが世の中である。
確かに、解決できない課題に対して、イライラ・モヤモヤするのは得策ではありませんね。
終わりに
心理学者のアドラーは、『人生の悩みはすべて「人間関係」でできている』と説きました。
アドラー心理学を学ぶと、人間関係をより円滑に、スムーズにさせることができます。
以下は、アドラー心理学の主要なポイントを、分かりやすくまとめた記事です。
よろしければ参考にして下さい。
アドラー心理学② 誰もが抱える人生の3つの課題 仕事・交友・愛
アドラー心理学④ あなたはなぜ他人と関わりたくないと感じるのか?
アドラー心理学⑥ 意味づけとは何か? なぜ人は意味づけてしまうのか?
もっと、本格的にアドラー心理学の勉強をしたい方には、こちらがオススメ!
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【日本統合医学協会】アドラー心理学検定1級講座最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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