努力が叶わなかったとき。
大切な誰かを失ったとき。
弱い自分を目の当たりにしたとき。
心にぽっかりと穴が空いてしまう経験はありませんか?
そんな経験ばっかりだよ。
それでも前に!って思いながら生きているけどさ。
ところで、あなたの心に、一番最初にぽっかりと穴が空いたのは、いつだったか覚えていますか?
最初の挫折ですよね・・・
いつだったかな?
実は物心つかない幼いころから、心にぽっかり穴を空けられることがあるのです。
え!?
誰からですか?
どうやって?
今回は、そんなあなたのお悩みに寄り添います。
筆者(管理人)はこんな人です。
性別:男性
家族:妻、長男、長女
職業:プライム上場企業の会社員、現役管理職、技術系
好き:スピリチュアル、神社、言霊(ことだま)
尊敬:船井幸雄さん、斎藤一人さん、鍵山秀三郎さん、稲森和夫さん など
もっと詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください → プロフィール
劣等感が心にぽっかりと穴を空ける
劣等感が心に穴を空けるのですか?
先ほど、「物心つかない幼いころから、心にぽっかり穴を空けられる」と言っていましたが、それと何か関係があるのですか?
「心にぽっかり空いた穴」を紹介するには、どうしても「劣等感」の本質を語らねばなりません。
結論から申します。
あなたは自分の親から劣等感を植え付けられます。
親から受け付けられた劣等感によって、あなたの心にぽっかりと穴が空いてしまうのです。
いいえ、そんなことはないと思いますよ。
可愛いわが子に、わざわざ劣等感を植え付ける親なんていないと思いますが。
その通りです。
意識して、可愛いわが子に劣等感を植え付けるような親はいないでしょう。
というと、無意識のうちに、自分の子供に劣等感を与えているということですか?
思い返してみてください。
私たちが子供のころって、親って絶対的な存在でしたよね?
実際問題、親に育てられているわけだし、世の中の仕組みなんてこれっぽっちも分かりませんし。
でも、いざ、自分が大人になって、改めて、親を振り返ったとき、どう感じますか?
私は、「育ててくれた恩」はもちろん感じていますが、それ以上に、「よく育て上げたな」って別の意味で関心することがあります。
どういうことでしょうか?
私の両親は、いずれも20代前半で結婚して、間もなく私が生まれました。
20代前半の自分を振り返って、どう思いますか?
20代前半で結婚して、20代前半で子育てですか・・・
頑張りましたよね。
若くして立派な方も、もちろんいますよ。
でも、まぁ・・・まだまだ未熟ですよね。
うん。
自分がこの年になって、20代を振り返ると、未熟でしかないと思うもん。
私も未熟だったと思います。
でも、未熟ながらも使命感と責任感を持って、子育てしてきたつもりです。
その通りだと思います。
私も両親には感謝しかありません。
そのうえで、冷静かつ客観的に話を進めたいのですが、若くて未熟な親は、自身の劣等感を克服できていないことが多いのです。
もちろん、自分の親に劣等感を最初に与えたのは、親の親、つまりあなたの祖父母になります。
親がわが子に劣等感を与えるというのが見えてこないのですが?
劣等感を持っている人は、自分が世間や他人から、不当に扱われていると感じます。
あなたの周りのも、やけに卑屈な人っていませんか?
いますよ。
でも、それと劣等感とのつながりがまだ理解できません。
心の穴を埋める前に劣等感の本質を理解しよう
劣等感を持っている人は、自分が世間や他人から不当に扱われていると感じています。
だから、「なぜ、自分ばかり!」とグチ・文句・不平・不満が絶えません。
このような人が、家に帰ってくると、自分より「弱い立場」の人にも当たり散らします。
注意していただきたいのは、当たり散らすといっても、明らかな暴力、暴言はレアケースですよ。
大きな目で見ればどうでもいいようなことに対して、「これはお前のためなんだ」などと言いながら、愛情という名のうさ晴らしをするのです。
この「お前のためなんだ」というのがクセモノなのです。
このように言われると、子供は「そっか、自分のためなのか」って受け入れますよね。
まぁ、自分の親から「お前のためだ」と言われれば、そのように思うでしょうね。
でも、子供にも得意・不得意、向き・不向きってあるのです。
どんなに頑張っても、親が期待するレベルにまで上達するとは限らないのです。
そうすると、親はどんな態度をとると思いますか?
私の母親ですが、上達しない私に対して、すっごくガッカリした顔をしていました。
うん・・・、今でも覚えていますね。
未熟な親は、子供が自分の望む成果を出したときには喜びますが、そうでないときにはあからさまに嫌な顔をするのです。
どうです?
このような態度を取るような人。
昔の上司がそうだったな~
仕事で失敗すると、ネチネチと文句を言うし、顔や態度にも不満を表していたよね。
よく我慢して耐えたなって思うよ。
おそらく、その上司も劣等感のカタマリだったのでしょうね。
そのような態度をとられて、「よし、今度は頑張るぞ!」って思えますか?
元気を奪われるだけですよね。
・・・・・
大人でさえ苦しいようなことを、大好きな両親からされるのです。
両親そろって子どもを責めることはないと思いますが、それでも嫌ですよね。
そうこうしているうちに、「頑張ってもダメなんだ」とか「自分はダメな人間なんだ」って思うようなり、子供ながらに劣等感が植え付けられていくのです。
未熟な親は、途中で気づくことはないのでしょうか?
いままで話してきたような、劣等感の本質を知っていれば、「ヤバイ、自分のことだ!」って思えるでしょうけど、そうでもないと難しいでしょうね。
心に穴が空く仕組み
人生って、自分の少し上のレベルを目指して努力するのは楽しいですよね。
小さな成功体験を積み重ねることが大切なのは、大きな目標を立てて挫折させないようにするためだと思ってます。
大人だってそうですよ。
でも、大人はある程度、自分で自分の目標を設定することができます。
ときに、パワハラ上司などから、自分の限界を超えた目標設定を強いられるケースもありますが・・・
それで達成できないときに、あからさまに嫌な顔をするんだよね。
そっか、彼は劣等感のカタマリだったんだな。
子供だって、自発的に、「もっと勉強ができるようになりたい」だとか、「もっとサッカーが上手になりたい」と思っているのなら全然いいのです。
でも、劣等感をもった親は、子供の能力を超えて、子供の成長や成果を期待するんですよね。
そして、子供が自分の望む成果を出さないと、あからさまにがっかりした顔をする。
自分の親にそんな顔されたら、子供だってツラいですよ。
私たちは、劣等感なんて言葉を知らないうちから、劣等感が植え付けられていくのです。
そして、だんだんと「自分はダメなんだ」と心に穴が空いていくのです。
とても悲しい話ですね。
そんな子供に対して、「何がやりたいの?」って聞くと、なんて答えると思いますか?
なんて答えるのでしょうか?
「ボランティアとか、人のためになることがしたい」って言うんですよ。
何かいいことをしなければ、自分には価値がないと思っているからなんですよね。
もう・・・悲しすぎますね。
子供は心の底から、ボランティアや人のためになる何かがしたい訳ではないのです。
ただ、無価値と感じてしまった自分自身に、価値を与えようとしているだけなんですよね。
価値的な行動で、自分のコンプレックスを補おうとしているだけ。
でも、そんなことでは自分のコンプレックスなんて補えるわけがありません。
すると、ますます、不平不満がたまってきます。
その結果、どうなると思いますか?
どうなるのでしょうか?
ほかの人にも「ボランティア」を強要するようになるのです。
だって、自分がやりたくてやっているわけではないですからね。
「自分はやりたくもないことをやっている、だからみんなもやるべきだ」、みたいな論法になってしまうんですよ。
満たされない思い、やるせない思い。
子供たちなんて、素直でいい子が多いと思うんですけどね。
でも、未熟な親は、その限界を超えたレベルでわが子にいい子を求めてしまう。
すると、子どもは息苦しくなってしまう。
そして、だんだんと元気がなくなっていき、そのうち、心にぽっかりと穴が空いてしまうのです。
心にぽっかり空いた穴を埋めていこう
心にぽっかり空いた穴の正体は、未熟な親から植え付けられた、いわれなき劣等感です。
でも、それが分かったところで、心にぽっかり空いた穴が埋まるわけではありません。
まだ、心に空いた穴の原因が分かっただけです。
まぁ、でも・・・
そんなものかもしれないなって思いましたよ。
不幸の連鎖、悲劇の連鎖ですね。
原因が分かった人から、止めていかなくてはいけませんね。
そうですね。
でも、この心にぽっかり空いた穴って、どうすれば埋めることができるのですか?
ここからは、私の尊敬する斎藤一人さんのメソッドを紹介します。
その前に、斎藤一人さんのことをご存じないかたもいると思うので、簡単に紹介させていただきます。
斎藤一人さんとは
『銀座まるかん』(日本漢方研究所)創設者。
1948年8月3日に東京都江戸川区に生まれ。
銀座まるかんの会社経営を通じて、多くの人に幸せになるための考え方や生き方を教えてくださっています。
成功法則、魂の成長、生きる目的、人生楽しむための秘訣など、斎藤一人さんの言葉に多くの人が集まり共感を生んでいます。
斎藤一人さんの教えてによって多くの億万長者も誕生しており、ビジネスはもちろん、精神的な支えとして斎藤一人さんを師と仰いでいます。
斎藤一人さんは、どのような方法を教えてくれているのでしょうか?
斎藤一人さんは、「天国言葉」で心にぽっかり空いた穴を埋めようと教えてくれています。
「天国言葉」ですか?
はい。
斎藤一人さんは、天国言葉の言霊(ことだま)の力を利用するしかないと仰っています。
ちなみに、天国言葉とは、以下の8つです。
天国言葉とは
- 愛してます
- ついてる
- うれしい
- 楽しい
- 感謝してます
- 幸せ
- ありがとう
- 許します
この天国言葉を呪文のごとく、何度も唱えようと教えてくれているのです。
どうして、天国言葉を唱えると、心にぽっかり空いた穴が埋まるのでしょうか?
いい質問ですね!
「物は試しにやってみてください」と言いたいところですが、原理を説明いたします。
え! 説明できるんですか?
あなたの心には劣等感を植え付けられたことによる心の穴が空いています。
この穴は、放っておいたら、またネガティブな感情で埋め尽くされてしまいます。
まぁ、そうでしょうね。
ですので、ネガティブな感情が入り込むすき間を埋める必要があるのです。
なぜ、天国言葉を呪文のように唱えていると、ネガティブな感情が入り込まないのか?
これはとても簡単な理屈です。
簡単な理屈なのですか?
人は、「うれしい、うれしい、うれしい・・・」と口ずさみながら、悲しいことを考えることができません。
「愛してます、愛してます、愛してます・・・」と口ずさみながら、憎いことを考えることができないのです。
人の脳はいたってシンプルで、何かを口にしながら、別の何かを考えることができないのです。
これこそ、試しにやってみてください。
ありがとう、ありがとう、ありがとう・・・
本当だ、他のことが考えられない!
心にぽっかり空いた穴に、余計な感情が入ってこないように、ただひたすら、8つの天国言葉を唱えまくるのです。
ネガティブな感情が入り込まなくなるまで。
ちなみに、どれくらい唱えればいいのでしょうか?
8つの天国言葉をすべて唱えたほうがいいのでしょうか?
私の経験では、自分が好きな言葉だけでもいいと思いますよ。
回数ですが、できれば、一日、最低100回をオススメします。
また、「愛してます、ついてる、うれしい、楽しい、感謝してます、幸せ、ありがとう、許します」とすべてでなくても、自分が言いやすい、自分が気に入った言葉だけでも結構ですよ。
大切なことは、まず、実践することですので。
なるほどですね。
もし、「そんなバカな!」と思う方は、速やかにこの記事からブラウザバックして下さい。
「ふ~ん、だったらちょっと、試してみるか!」って方だけ、取り組んでほしいのです。
8つの天国言葉を100回唱えるのに、15~20分くらいかかるかもしれません。
でも、何かをしながら・・・例えば、歩きながらとか、家事をしながらとか。
ながら作業の途中で全然OKですよ。
とにかく、まずは3日、そして、1週間、そして、3週間と継続して取り組んでほしいのです。
まぁ、たしかに。
天国言葉を唱えるだけなら、一切、お金はかかりませんしね(笑)
それこそ、「信じるか、信じないかは、あなた次第」ですね!
まとめ
「あなたの心にぽっかり空いた穴 心に空いた穴を埋める方法を解説」をまとめます。
- 未熟な親から劣等感を植え付けらえることがある。
- 親は意図して、劣等感を植え付けているわけではない。
- 親もその親(祖父母)から、劣等感を植え付けられていることが多い。
- 劣等感により、「自分はダメな人間なんだ」と、心にぽっかり穴があいてしまう。
- 劣等感で空いた心の穴を埋める前に、穴が空いたプロセスを受け入れる。
- 天国言葉で、心にぽっかり空いた穴を埋める。
- 天国言葉の言霊(ことだま)のパワーを利用する。
- 人は、ポジティブな言葉を発しながら、ネガティブなことを考えることができない!
- 天国言葉は一日、最低100回を目標に唱えよう。
- 天国言葉を唱えるのに、お金は一切、かからない。100回唱えても、15分程度。
それで、心にぽっかり空いた穴が埋まり、前向きな気持ちになれるのなら、やってみる価値はありますよね。
天国言葉を唱えるだけなら、お金はかからないしね!
山ノ内公園さんは、どれくらいとなえていたのですか?
私は、劣等感の穴を埋めるというよりも、パワハラ上司い追い詰められたとき、毎日、最低、500回は唱えていましたよ。
正直、死が頭をよぎりましたので・・・
こんな経験、初めてですよ、ほんとに。
死が頭をよぎるって・・・
部下をうつ病にするクラッシャー上司の特徴と対策 上手な逃げ方、教えます
この経験を通して、私は思いました。
私のような苦しい思いをしている人に寄り添いたい!
どう考えてもおかしい!って。
どうかみなさん、自分を大切にしてください。
くだらない人間のために、大切な自分の人生を見失うことがないようにしてください。
いずれにしても・・・
究極のところ、悩みの大半は人間関係によるものです。
心理学者のアドラーは、『人生の悩みはすべて「人間関係」でできている』と説きました。
アドラー心理学を学ぶと、人間関係をより円滑に、スムーズにさせることができます。
以下は、アドラー心理学の主要なポイントを、分かりやすくまとめた記事です。
よろしければ参考にして下さい。
アドラー心理学② 誰もが抱える人生の3つの課題 仕事・交友・愛
アドラー心理学④ あなたはなぜ他人と関わりたくないと感じるのか?
アドラー心理学⑥ 意味づけとは何か? なぜ人は意味づけてしまうのか?
もっと、本格的にアドラー心理学の勉強をしたい方には、こちらもオススメですよ
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【日本統合医学協会】アドラー心理学検定1級講座最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感謝いたします。
アドラー心理学以外にも、以下の記事も好評いただいています。
また、こちらでは、筆者が感動した 「偉人たちの勇気の言葉」 を紹介していますので、よかったら覗いてみて下さい。
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