充実した人生を過ごしたい。
誰もが願う、ささやかな願望ではないでしょうか?
その一方で、ついダラダラと過ごしてしまうこともありますよね?
人間だもの・・・そんな一日は誰にでもあります。
人生は、ミクロとマクロで考えたいもの。
たまにダラダラと過ごすことはあっても、ずっとダラダラと過ごすのはよくありません。
この記事では、グリム童話の「寿命」を学び、充実した人生とは何か?を一緒に考えていきたいと思いますので、最後まで、お付き合いいただけますと幸いです。
有名なグリム童話:あらすじと考察
みなさん、グリム童話といえば、どんな話を思い浮かべますか?
僕は「ヘンゼルとグレーテル」が好きです。兄妹で力を合わせて、逆境を乗り越える姿が好きですね!
いいですね~、妹が魔女に食べられそうになるシーンはヒヤヒヤしますが、機転を利かせて難局を乗り切りますよね!
他にはいかがでしょうか?
私は、「シンデレラ」が好きですね。継母と義姉にいじめられてきたシンデレラが、王子様に見初められるハッピーエンドが大好きです。
いいですね~、まさに、人生の逆転劇ですよね!
ところで、シンデレラってどんな意味だか分かりますか?
え!?
シンデレラって、単に女性の名前じゃないのですか?
シンデレラとは、「灰にまみれた娘」という意味です。
義母と義姉が、それだけシンデレラを虐待していたってことですよね!
他にはいかがですか?
私は、「赤ずきん」が好きだね。赤ずきんとオオカミのやり取りは、永遠の名シーンだと思うよ。
「おばあさん、どうしてそんなに耳が大きいの?」
「お前の声がよく聞こえるようにだよ」
「おばあさん、どうしてそんなに目が大きいの?」
「お前の顔がよく見えるようにだよ」
「おばあさん、どうしてそんなに口が大きいの?」
「お前を一口で食べられるようにだよ!」
たしかに、現代の「赤ずきん」ですね~
この名シーンは、今でも使われているのは「間違いない!」でしょう。
そろそろグリム童話の「寿命」について紹介していただけませんか?
失礼しました!
グリム童話「寿命」について
先に紹介したお話ほど、メジャーではないと思いますので、簡単にあらすじを紹介させていただきます。
グリム童話 寿命 あらすじ
むかし、むかし、神様がこの世界をお創りになられました。そのとき、神様は生き物たちの寿命を定めることにしました。
最初、神様はすべての生き物の寿命を30年にしようとお考えになりましたが、念のため、みんなの意見も聞いてみることにしました。
まず、ロバを呼んで意見を聞きました。すると、ロバはこう言いました。
「私は毎日、重たい荷物を運ばされています。疲れて休もうものなら、鞭で打たれたり、けられたりします。そんな生活が30年も続くのはイヤです」
可哀そうに思った神様は、ロバの寿命を18年減らすことにしました。
次に、イヌを呼んで意見を聞きました。すると、イヌはこう言いました。
「私は毎日、全速力で走り回っています。30年も生きたら、声も出なくなって、吠えることもできなくなります。歯も抜け落ちて、食べたいものも食べられなくなってしまうのはイヤです」
可哀そうに思った神様は、イヌの寿命を12年減らすことにしました。
次に、サルを呼んで意見を聞きました。すると、サルはこう言いました。
「私たちは、人間を笑わせるために厳しい訓練を受け、人間の見世物にされています。人間に笑ってもらえないと怒られるし、上手くできても人間に笑われるだけです。そんな生活が30年も続くのはイヤです」
可哀そうに思った神様は、サルの寿命を10年減らすことにしました。
最後に、人間を呼んで意見を聞きました。すると、人間はこう言いました。
「30年は少なすぎます。もっと伸ばしてください」
神様は、ロバから減らした18年を人間に与えましたが、人間は満足しません。
さらに神様は、イヌから減らした12年を人間に与えましたが、人間は満足しません。
さらに神様は、イヌから減らした10年を人間に与えましたが、人間は満足しません。
しかし、神様は人間にそれ以上の寿命を与えませんでした。
その結果、人間は最初の30年は健康で働き、生活に楽しみを見出します。
次の18年は、家族を養うために、重荷を背負い、食べ物を運ばなければなりません。鞭で打たれ、けられても、家族を養うために、働き続けるしかないのです。まるでロバのように。
次の12年は、部屋の隅に寝そべって、ブツブツとつぶやいています。食べ物を噛む歯も抜け落ちているのです。まるで年老いたイヌのように。
次の10年は、サルのように愚かで間抜けなことばかりして、子供たちから笑われるのです。そうして人間は死んでいくのです。
ちょっと~、何なのこの話。シュール過ぎない!
私も最近、「寿命」を読んだのですが、ちょっと・・・考えさせられました。
いろいろと考えさせられるお話ですね。
充実した人生を過ごすコツ:3選
人生の価値観は、人それぞれですよね。
従いまして、どのような人生が、充実した人生なのかという価値基準も人それぞれだと思います。
価値基準と言えば、煉獄さんの名台詞を思い出します。
一方で、先ほどの「寿命」のような人生を過ごしたい、と思う方は少ないのではないでしょうか?
そもそも、人間の寿命なんて分からないしね。
もし、明日死ぬことが分かっていたら、今日一日をどのように過ごすのかって思ったときに、いろいろと考えることがあるよ。
充実した人生:3選などと、私ごときがおこがましいと思いましたが、今の私が思うことを、思うままに綴ってみたいと思います。おっさんのつぶやきだと思って下さい。
①世のため、人のために生きる
世のため、人のために生きるうえで、最もシンプルなことは、自分の得意分野を活かすことです。
得意分野と言われて身構える方がいたら、自分にできること、と置き換えてもいいと思います。
自分の得意分野が思いつかない、という方には以下の記事がお勧めです。
スピリチュアル講座:あなたの使命を見つける方法をお伝えします
②自分を磨く
そもそも、充実した人生といっても、一日一日の積み重ねです。
充実した一日といっても、一瞬一瞬の積み重ねです。
充実した時間を積み重ねるには、無駄な時間を削ることだと思います。
しかし、何が無駄なのかというと、これまた人それぞれだと思うのです。
テレビ、マンガ、YouTubeを見ている人を見て、「無駄なことをしている」と思うのは、こちらが傲慢なだけかもしれません。
どういうことですか?
その人がなぜ、テレビ、マンガ、YouTubeを見ているのか、その人の目的が分かっていないからです。その人の真意を分からずに、その人を評価するのは、こちらの傲慢かもしれませんね。
そうですね、気を付けます。
そのうえで、テレビ、マンガ、YouTubeといった「娯楽」は、ほどほどにした方がいいかもしれませんね(笑)
自分を磨くうえで、長所を伸ばすのと、短所を克服するのはどちらがいいと思いますか?
これは、先ほどの「①世のため、人のために生きる」でも紹介した「得意分野を活かす」方がよいと思います。その理由は、先ほど紹介した記事を読んでいただければと思います。
他にも何かお勧めはありますか?
そうですね~。迷ったときは、直感を大事にすることも大切です。
その意味で、以下の記事をお勧めします。
スピリチュアル講座:「直感」と「人間関係」 直感に従うと、人間関係はもっと・・・
人生が不安です 人生が不安なあなたに贈る 私の人生なんとかなっています
自分の本心が分からない 自分の本心を引き出す5つの質問法とは
③すべてに感謝する
個人的な感想で恐縮ですが、人生の目的(修行)の一つが感謝を学ぶことだと思っています。
私はこの「山ノ内公園のブログ」で、心に関することをたくさん取り上げていますが、その背景(深層心理)には、どこか「心が満たされていない」と思っているのかもしれません。
ただ、人間の心はころころ変わるので、一喜一憂するのが人間だと思っていますが、先ほどの「②自分を磨く」にも書いた通り、一喜一憂するのもほどほどにした方がいいと思います。
感謝を学ぶ上で、お勧めの記事はあるの?
感謝にフォーカスした記事はないかもしれません・・・
代わりに、私に感謝の大切さを教えてくれた、鍵山秀三郎さんの本を紹介したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感謝いたします。
また、こちらでは、筆者(管理人)が感動した 「偉人たちの勇気の言葉」 を紹介しています。
よかったら覗いてみて下さい
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