皆さんは、日本昔ばなしの「桃太郎」ってご存じすよね?
桃太郎のことは、日本人のほとんどが知っているんじゃないですか?
では、世界昔ばなしの「豆太郎」ってご存じですか?
豆太郎!? そんな昔ばなしがあるのですか?
実は、私も先日、知りました(笑)
ちなみに、豆太郎はウクライナの昔ばなしなのですが、ストーリーが桃太郎と似ているんですよね。
え~、そうなんですか? 興味あります、教えて下さい。
今回は、そんなあなたのリクエストに寄り添います。
ちなみに、筆者の山ノ内公園はこんな人です(※:プロフィールはこちら)
他にも、日本昔ばなしと世界昔ばなしで、似たような内容を2つ紹介していますので、楽しみに読んでいただければと思います。
まんが日本昔ばなし
日本にも世界にも昔話ってありますよね。
私も子供の頃、テレビで「まんが日本昔ばなし」をよく見ていました。
「ぼうや~よいこだねんねしな~」で始まる、あの番組です。
おう!懐かしいね!
男性と女性のナレーターがいて、一人で何役もの声を使い分けていましたね。
子供のときには、あまり意識したことはなかったのですが、すごい技術だと思います。
ちなみに、女性のナレーターは市原悦子さんでした。
ところで・・・「まんが日本昔ばなし」って今はもうやっていませんよね?
私も小学生の頃は見ていたのですが、中学生以降は見ていませんでした。いつ放映が終了したのか知りませんでしたので、Wikipediaで調べてみました。
まんが日本昔ばなし
1975年(昭和50年)に火曜日の19:00~19:30の時間帯で放映スタート。
3か月でいったん放映終了。
9か月のブランクを経て、土曜日の19:00~19:30の時間帯にて放映再開。
1994年(平成6年)3月26日にて、全国ネットでの放映終了。
詳しく知りたい方は、こちらのWikipediaを参照ください。
日本の昔ばなし 世界の昔ばなし
私は長男がまだ幼いころ、アニメ絵本を購入して読んであげていました。
このアニメ絵本には「世界名作アニメ絵本」もあります。
コンプリートすることはできませんでしたが、両シリーズとも10冊以上は購入しました。
子供は無邪気なもので、同じ話を何度も聞きたがるのです(笑)
仕事で疲れているときは、「勘弁してくれ!」って思いながら、途中で妻にバトンタッチしていました(笑)
セットのご紹介
1:かちかち山、2:さるかにばなし、3:一休さん、4:かぐやひめ、5:ももたろう、6:いっすんぼうし、7:はなさかじいさん、8:こぶとりじいさん、9:したきりすずめ、10:おむすびころりん、11:ぶんぶくちゃがま、12:うらしまたろう、13:かさじぞう、14:きんたろう、15:つるのおんがえし、16:12支のはなし
セットのご紹介
1:ながぐつをはいたねこ、2:シンデレラ、3:ヘンゼルとグレーテル、4:しらゆきひめ、5:三びきのこぶた、6:おやゆびひめ、7:みにくいあひるのこ、8:にんぎょひめ、9:あかずきんちゃん、10:おおかみと七ひきのこやぎ、11:ピノキオ、12:ピーターパン、13:こびととくつや、14:赤いくつ、15:はくちょうのみずうみ、16:そんごくう、17:みつばちマーヤ、18:ジャックとまめの木、19:イソップ物語1、20:イソップ物語2
では、「日本の昔話 世界の昔話 似たような昔話3選」に話を戻します。
①「桃太郎」と「豆太郎」
まず最初は、「桃太郎」と「豆太郎」です。
「豆太郎」って、なんだか可愛いですね
「桃太郎」のことは、ここで私が多くを語らなくても、みなさんイメージが湧くと思いますので、イメージだけ紹介させていただきます。
主人公の桃太郎が、イヌ・キジ・サルを連れて、鬼退治に行くというストーリーです。
では、「豆太郎」とはどこの国の昔話で、どんな内容だと思いますか?
「豆太郎」は、現在、ロシアから侵攻を受けているウクライナの昔話です。
以下、簡単に内容を紹介します。
「豆太郎」
あるところに、お父さんとお母さんと3人の子供たちが暮らしていました。
ところが、3人の子供たちがドラゴンにさらわれてしまいます。
お母さんはポロポロと泣き崩れます。
涙が地面にこぼれ落ちました。
涙がこぼれた地面から、エンドウ豆がニョキニョキと生えてきます。
エンドウ豆のさやから、豆太郎が生まれます。
豆太郎はドラゴンを退治に出かけます。
途中で出会った3人の魔法使いとともに、ドラゴンを退治して、子供たちを無事に連れて帰ることができましたとさ。
たしかに、桃太郎と似ていますね!
②「一寸法師」と「親指トム」
続いて、「一寸法師」と「親指トム」です。
「親指トム」って、なんとなく聞いたことがあるような・・・
「一寸法師」のことも、ここで私が多くを語らなくても、みなさんイメージが湧くと思いますので、イメージだけ紹介させていただきます。
一寸法師が鬼退治を退治して、家主の娘を救出し、打ち出の小づちで大きくしてもらい、娘と結婚するいうストーリーです。
ちなみに、一寸とは約3cmのことです。
では、「親指トム」とはどこの国の昔話で、どんな内容だと思いますか?
「親指トム」は、イギリスの昔話です。
以下、簡単に内容を紹介します。
「親指トム」
あるところに、子供に恵まれない夫婦が暮らしていました。
夫婦は魔法使いのマーリンに相談に行きます。
マーリンは魔法をつかって、夫婦は念願の子供を授かります。
生まれてきた男の子は、トムと名付けられましたが、親指ほどの大きさにしか成長しませんでした。
トムは牛に飲み込まれたり、巨人に飲み込まれたり、サケに飲み込まれたりと、様々なピンチに遭遇します。
サケに飲み込まれたトムでしたが、釣り上げられたサケが宮廷で調理されることになります。
サケのお腹から脱出したトムは、王様に気に入られて幸せに暮らしたとさ。
トムは魔法使いに大きくしてもらえなかったのか?
そうですね・・・この辺りは国民性の違いなんですかね?
③「わらしべ長者」と「運のいいハンス」
最後は、「わらしべ長者」と「運のいいハンス」です。
「わらしべ長者」のことは、大体こういう話だというのは分かっていても、先に紹介した「桃太郎」や「一寸法師」ほど思い浮かべないのではないでしょうか?
簡単に内容を紹介しますと、
真面目だけど運がなく貧しい男が、観音様にお願いをします。
観音様の教え通りに、手にしたもの(最初はわら)を大事にして、わら→みかん、みかん→絹の反物、絹の反物→弱った馬(弱っていたけど介抱したら元気な馬に)、馬→千両+長者の娘さん(みかんと絹の反物を交換した人)と結婚して、長者になるという話です。
では、「運のいいハンス」とはどこの国の昔話で、どんな内容だと思いますか?
ハンスという名前は、「フランダースの犬」でも登場しますが、気になったので、Wikipediaで調べてみました。
なるほど、「運のいいハンス」はドイツの昔話のようですね。
以下、簡単に内容を紹介します。
「運のいいハンス」
ある日、ハンスはご主人から金のカタマリをもらいます。
しかし、重すぎて、家まで持って帰ることができません。
そこに、馬に乗った騎士が現れて、金と馬を交換します。
でも、ハンスはうまく馬に乗れませんでした。
すると今度は、村人と馬と牛を交換します。
その後もハンスは、牛を子ブタと、子ブタをガチョウと、ガチョウを重い砥石と交換します。
そして、最後は重い砥石を井戸に落としてしまうのです。
このときハンスはこう言うのです。
「これで楽になりました、神様、ありがとうございます」
ハンスは気分がよくなって、家まで帰りましたとさ。
ハンスよ、お前はそれでよかったのかい?
う~ん。やっぱり、国民性の違いなんでしょうかね?
「わらしべ長者」とは別の意味で考えさせられる内容ですね。
なぜ、似たような昔話があるの?
いかがでしたか?
「桃太郎」と「豆太郎」は似ていると思いましたが、「一寸法師」と「親指トム」や、「わらしべ長者」と「運のいいハンス」は似ているところもある・・・って感じですかね?
個人的には「運のいいハンス」は、いろいろと考えさせられましたね。
そうですね。
ちなみに、「運のいいハンス」はグリム童話集の第83番目の話です。グリム童話集は、グリム兄弟が創作したのではなく、編纂したものです。
日本と世界で似たような昔話があるのは、人が好む話や、面白いと思うことは、万国共通ということなのかもしれませんね。
現代のウクライナにおいても、早く「豆太郎」が出現して、「ドラゴン」をやっつけて平和を取り戻してほしいと思います。
このGWは、読書のGWにしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
感謝いたします。
また、こちらでは、筆者(管理人)が感動した 「偉人たちの勇気の言葉」 を紹介しています。
よかったら覗いてみて下さい。
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