傾聴力を身に付けてコミュニケーション能力をアップ 傾聴のコツ:3選

ビジネススキル

今年の4月から主任に昇格しました!

それはおめでとう!

部下もできて大変じゃないか!

そうなんですよ。

これからは自分だけの成果ではなく、部下の成果も出していかなくてはなりません。
部下としっかりコミュニケーションを取っていくぞ!

部下との良好なコミュニケーションのために、「傾聴力」を磨いて下さいね。

け・・・

傾聴力って何ですか?

管理人
管理人

今回は、そんなあなたのお悩みに寄り添います。

筆者はこんな人です。

性別:男性

家族:妻、長男、長女

職業:プライム上場企業の会社員、現役管理職、技術系

好き:スピリチュアル、神社、言霊(ことだま)

尊敬:船井幸雄さん、斎藤一人さん、鍵山秀三郎さん、稲森和夫さん など

もっと詳しく知りたい方は、こちらからご覧ください → プロフィール

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上司に求められる「傾聴力」

上司は日常的に、部下からの自発的な「報告・連絡・相談」に対応する必要があります。

「報告・連絡・相談」

いわゆる、ホウ・レン・ソウってやつだな!

特に、長時間労働により疲労が蓄積している部下、強度の心理的負荷を伴う出来事を経験した部下、その他個別の配慮が必要な部下には、「傾聴力」を駆使してじっくりと話を聞いてあげて下さい。

どうして「傾聴力」が必要なんですか?

上司は部下からの「報告・連絡・相談」に対して、安全で効果的・効率的なアドバイスを与える責任があるからです。

そのためには、①部下の「報告・連絡・相談」の内容を正しく理解する、②問題解決のために利用可能なリソースを有効に活用する、ことになります。

上司は何でもできないといけないのですね

そんなことはありません。

部下の悩みに対して、一人の上司が完璧に対応することなど不可能です。

目的は部下の問題解決であり、そのためには上司が自分で答えをだすよりも、状況や内容によっては、しかるべく専門家につなげることが重要です。

上司は業務内容そのものについては、部下より知識も経験も豊富かもしれませんが、部下のメンタルヘルス不調などについては、むしろ早期に、専門家につなげるべきです。

そのためにも、部下の話をしっかり聞く「傾聴力」が必要ということなのですね!

その通りです。

上司一人で、何でも解決しようとしなくていいのです。

上司の役割には「交通整理」、「橋渡し」の役割があることも覚えておいて下さい。

しっかりと相手の話を聞く「傾聴力」が必須スキルという訳ですね。

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傾聴のコツ

ここでは、具体的な傾聴の仕方について解説します。

繰り返しになりますが、部下からの相談に対応するために上司として大切なことは、部下の話に耳を傾け、相談内容を正しく理解することです。

このとき、客観的な情報を理解するだけでなく、部下にしっかり関心を持ち、部下を大切にする思いで、部下の感情を汲み取っていくことが大切です。

部下の感情を汲み取る?

部下の感情を汲み取るためにも、傾聴力が必要となってくるのです。

それでは、具体的な傾聴のコツを紹介します。

傾聴のコツ① ゆっくり話せる環境を用意する

他の誰かに聞かれない静かな場所を確保しましょう。

個別に会議室を用意することも大切です。

会議室にいきなり呼び出されたら、部下も緊張しないかな?

部下の話を聞くときに、「落ち着いて話が聞きたいので、会議室を予約したよ」などと、部下の話に寄り添う姿勢を示すことが大切です。

このときにもう一つ大切なことがあります。

それは、緊急の場合を除いては、長くても1時間程度でいったん、話を打ち切ることです。

結論が出ない場合は、日時を改めて話を聴くといった柔軟な姿勢と工夫が必要です。

それはどうしてですか?

1時間近く話をして結論がでないような内容は、その後、数時間かけても適切な結論が出る可能性は低いです。

それよりは、日時を改めて、頭をクリアにして話をした方が効率的なケースも多いですよ。

それに、上司も部下も忙しいですからね。

部下の方は「この面談はいつまで続くんだろう」と負担に感じてしまったら本末転倒です。

そりゃそうだな!

傾聴のコツ② 部下の言葉で自由にしゃべらせる。

傾聴において大切なことは、部下に「分かってもらえた」、「受け入れてもらえた」と感じてもらうことです。

そうでないと、部下は安心してあなたに相談することはできません。

何事も、信頼関係が前提となります。

従いまして、ろくに話も聞かずに「注意」や「説教」を与えてしまうと、部下は「分かってもらえなかった」、「受け入れてもらえなかった」と心を閉ざしてしまいかねません。

部下に失望感を与えないためには、どのように部下の話を聞けばいいのでしょうか?

適度に相槌をうち、分かったことは分かったと伝え、よく分からなかったことは質問するようにして下さい。

分かった振りをする必要はありません。

大切なのは、部下の気持ちに寄り添い、聴く姿勢に徹することなのです。

傾聴のコツ③ 表情、態度、声の調子に注目する

言葉以外の表現に注目することは大切です。

相手が隠そうしている感情を暴き出す必要はありませんが、相手の言葉の言外の意味、言葉の背後にある感情、言葉以外の表現に注目するのです。

難しそうだな~

簡単なことではありません。

でも、大切なのは「部下に対して関心を持つ」ことだと思います。

関心があれば、「いろんなことを知りたい」という欲求が芽生えます。

その欲求ゆえに、「もっと知りたい」、「もっと教えて」というあなたの感情があなたの言動になって、部下に伝わっていくのです。

アメリカの心理学者メラビアンによると、コミュニケーションを構成する3要素(視覚・聴覚・言語)のうち、言葉の内容そのものよりも、「顔の表情」や「声の調子」の方が優先順位が高いことが報告されています。

言語情報はたったの7%ですか!

ですので、部下の話を聞くときには、部下の顔の表情や声の調子に注目することが大切なのです。

傾聴って、奥が深いですね。

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傾聴するときに注意点

部下の話を傾聴して、コメントを返すときには、自分の「価値観」や「人生観」はひとまず、横に置いておきましょう。

部下の相談内容を正確に把握するためには、上司として先入観(価値観、人生観)を横において、中立(フラット)な姿勢を示すことが大切です。

例えば、部下が同僚に対する否定的な意見を伝えた場合には、できるだけ当の同僚からも話を聴くべきで、可能な限り客観的な情報を収集するように努めて下さい。

誰にでも「勘違い」はありますからね!

上司として、自分の価値観や人生観を横におくべきですが、だからと言って、部下に共感すればいいというものではありません。

え!?

だって、傾聴って相手に寄り添うことなんじゃないの?

本当の意味で共感するためには、「部下のことを分かっていない」、「部下のことを知りたい」ということからスタートし、それらを1つずつ確認しながら、部下とのギャップを埋めていく対話が大切です。

そのプロセスがあってこそ、部下は、「分かってもらえた」、「受け入れてもらえた」と、こちらに心を開いてくれるのです。

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傾聴力、傾聴のコツ まとめ

「傾聴力を身に付けてコミュニケーション能力をアップ 傾聴のコツ:3選」をまとめます

傾聴のコツ:3選

①他人に聞かれない場所でゆっくりと話せる環境を設定する

②相手の言葉で自由に語らせる

③相手の言葉以外(表情、声の調子)にも注目する

傾聴の注意点

自分の価値観や人生観はひとまず横に置いておく

勉強になりました、ありがとうございます。

もっと、傾聴のことを勉強したくなったのですが、何かおススメはありますか?

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なかなか敷居が高そうですが・・・

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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

感謝いたします。

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