みなさん、こんにちは
ご訪問いただき、ありがとうございます
感謝いたします
今回は、「自分の偏見に気づかない 偏見を抱く理由と偏見の治し方:3選」と題して、私の考えを紹介したいと思います。なお、本記事は、以下の方々に読んでいただきたいと思っています

柔軟な思考を持て!と言われますが、私も「アタマが固い」と言われています

そうなんですね!
実は私も「アタマが固い」と言われていました(笑)
会社では「イノベーション・イノベーション」と叫ばれていますが、どうしたらイノベーションを起こせるのかは誰も明確には教えてくれません(笑)。

どこの会社も同じですね。
私も「若いんだから柔軟な発想ができるだろ!」って言われるのですが、若いという理由だけでそれを求められるのは正直、ツラいです。

とてもよく分かります。
今回は、イノベーションを阻害する偏見と、モノゴトを多様に解釈するために視座・視野・視点を変えることについて紹介したいと思います。

偏見とは何か?

「偏見」とは読んで字のごとく「偏った見方」のことです。
この「偏った見方」のせいで、私たちはモノゴトに対して「こういうものだ」と決めつけてしまう傾向があります。

長いこと生きていれば、そんなものじゃないの?

その通りかもしれません。
しかし、何が厄介なことかと申しますと、「こういうものだ」と決めつけてしまっては、モノゴトのある一面しか見ることができない、ということです。

それじゃダメなの?

実際、モノゴトは多様な面を持っていることがほとんどだからです。
私たちがこれまでの常識と経験にとらわれて、ある一面しか見ていないとすると、目の前にある大きな問題やビジネスチャンスに気が付くことができないからです。


確かにその通りだ!

さらに偏見の厄介なところは、無意識に「こういうものだ」と決めつけてしまうことです。
本来、モノゴトには多様な面があるのですが、無意識だとある一面だけが目に留まってしまうのです。これが偏見の怖いところです。

でも、どうしてそうなってしまうんだろう?
なぜ人は偏見を抱いてしまうのか?

そうですよね!
一般的に言われているのは、「視座・視野・視点が固定化される」からだ、と言われています。

なんだそりゃ?

マスクってご存じですよね?
マスクというと、どんなことを思いつきますか?

それはもちろん、コロナやインフルエンザの予防じゃないの?

他にはいかがですか?

え! ほかに何かあるの?

コロナを振り返って思ったことは、ヨーロッパや南米の国って、意外とマスクをつけないんだなって。
スポーツの大会とか見てても、ノーマスクで応援していたり、抱き合っていたり・・・
民族性の違いなのか、ちょっとびっくりしました!


あぁ!そうだね!
私もあれにはびっくりしたよ!

あと、マスクの品切れで、ユニクロやシャープなどの異業種からも、マスク業界に参入したりしましたよね?
それと、個人的には、口紅を塗る機会が少なくなったような・・・

みなさん、素晴らしいですね!
その通りです。マスクといっても、いろんな切り口から見ることができますよね?
このように、本来はいろんな見方ができるのに、偏った見方をしていることを、視座・視野・視点が固定化されている、というわけです

なるほど!
今のように、いろんな切り口(視座・視野・視点)からモノゴトを見直すことで、無意識から起こる偏見から脱することができるのですね!
偏見の治し方①:視座を変える

その通りです!
では、具体的に、視座を変えるとはどういうことか紹介しますね。視座とは「モノゴトを見る立場」のことです。

うん?
具体的に言ってよ。

私を例にとりますと、以下の通りです。

なるほど!そういうことね!

先ほどのマスクの例ですが、コロナなインフルエンザの予防とおっしゃっていましたよね?

うん、そうだったね!

これは、マスクの「利用者」としての立場です。
一方、マスクの「生産者」という立場に立てば、ユニクロやシャープなどの異業種からの参入も考えられるわけですね。

アタマが固いのかな~

仕方ない部分もありますよね。
だって、これまで「視座を変える方法」なんて誰も教えてくれなかったですから。

と、いうことは、「視座を変える方法」もあるってことですね!

その通りです。
テクニカルな話となりますが、マスクを例にとると、マスクを取り巻く相関図を書いてみるとよいでしょう。


相関図ですか?

図といっても、絵心は必要ありません。
先ほどのマスクの例で少し深掘りしてみますと・・・

なるほど、少し意識してみるだけで、いろんな立場があることが分かります。

このように、思いつくままに羅列してみて、それぞれの立場(視座)の間に抜けているモノがないかをチェックしていけばいいのです。
上記の例ですと、⑤販売者としての立場(ドラッグストア、コンビニ、スーパーなど)がありますね!

なるほど、相関図を書いてみて、全体像を大きくとらえる!ということですね。
相関図を書くことで、見える化できるし、俯瞰することもできますからね!
偏見の治し方②:視野を変える

続いて、視野を変えるとはどういうことか紹介しますね。
視野とは「モノゴトとの距離」のことです。
よく使われるのが、マクロな視野とかミクロな視野とかですね!

あぁ~
これは分かりやすいですね!
「木を見て森を見ず」というのは「視野が狭い」例えとして使われますよね!

さすがですね! その通りです!


モノゴトの視野という意味では、さきほどの「空間的な視野」のほかに、「時間的な視野」もあります。

時間的な視野?
現在に対して、過去や未来ということですか?

その通りです
その過去や未来も「直近」なのか、「中長期」なのかが考えられます。

分かります!
よく上司から「もっと長期的にモノゴトを見ろ!」と言われますから(笑)

私もですよ(笑)
偏見の治し方③:視点を変える

最後に、視点を変えるとはどういうことか紹介しますね。
視点とは「着眼点」のことです。
マスクを例にとりますと、「病気の予防」、「ファッション」という「視点」でマスクを見ていることになりますね!

でも、視点を変えるのも難しそうだな

大丈夫ですよ!
ここでも先ほどの「相関図」が役に立ちます。
「視点」を変えるとは「着眼点」を変えることですので、先ほども紹介しましたが、以下の立場を「意識的」に変えるためには、意識して「着眼点」を変えるの必要があります。

なるほど!
冒頭で、「偏見の厄介なところは、無意識に「こういうものだ」と決めつけてしまうことです」だとおっしゃてたのは、こういうことなのですね!

ありがとうございます。
人間は無意識のうちに「見たいものと見慣れたもの」を見ようとする習性があるようです。
だからこそ、相関図を書いて、多様な立場を見える化して、多様な立場(着眼点)から深掘りすることが大事なのですね!

多様に解釈することで、偏見から脱却できる!

今回の記事のまとめとなります。
- 自分の常識や経験にとらわれた「固いアタマ」では柔軟は発想ができない。
- 全体像を理解するために「相関図」を書き、モノゴトを取り巻く多様な状況を俯瞰する。
- 相関図に登場する様々な立場(視座)に対して、視野(モノゴトとの距離)、視点(着眼点)を意識的に変えて、多様に解釈する。

ありがとうございます、かなりスッキリしました!
この「山ノ内公園のブログ」では、筆者の山ノ内公園がこれまで学んできた、様々なビジネススキル、問題解決スキルなどを紹介しています。
ぜひ、ご活用いただければと思います。
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最後までお読みいただき、ありがとうございます。
感謝いたします。
この記事が気に入っていただけましたら、とてもうれしく思います。
また、こちらでは、筆者(管理人)が感動した 「偉人たちの勇気の言葉」 を紹介しています。
よかったら覗いてみて下さい。

よろしくお願いいたします!


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